2008年12月 3日 (水)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(61)『国際交流』

  11月7日(金)午後6:00東京パストラル ホテルにて、”日本・ミクロネシア連邦外交樹立

20周年記念、ミクロネシア連邦独立22周年記念、及び 新任駐日全権特命大使

ジョン フリッツ氏就任”の祝賀会が開催されました。これの祝賀会に ミクロネシア連邦からはエマニュエルモリ大統領ほか関係閣僚たちがが出席のため来日された。日本政府からは、森 喜朗元総理大臣、橋本聖子外務副大臣など多くの政府要人ならびに

主要民間企業のトップほか関係諸団体の代表達が出席し、大変盛大な祝賀会が開催されました。改めて日本とミクロネシア連邦の親密な関わりの深さを知る事となった。

エマニュエル モリ大統領からは、日本のODAによる長年の無償資金援助、技術支援、

人的支援などなどに対する感謝の挨拶が有りました。森元総理からは、ご尊父が太平洋戦争中にトラック島(現チューク州)にて窮地に有った日本軍に対し、原住民から暖かい支援を受けた事のへの謝辞とポンペイ空港が日本のODAにより延伸される事が正式に決まった旨の報告がなされました。3年後の2011年に完工する。

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 (左)、ジョン、フリッツ大使     (右)、 森元総理大臣

空港の延伸がミクロネシア連邦にもたらす効果は計り知れない位大きいと考えられる。

   

日本を含めて世界主要都市からの直行便が就航するであろう。現在はグアムでローカル便に乗り換える為,空港での待機時間、各地経由での待機ならびに給油時間などなどで長時間をかけなければならないのが現状。延伸されると、観光資源及びリゾート開発、漁業、農業の近代化、などのプロジェクトが具体化されると大変な期待が寄せられている。

旧日本の信託統治下に置かれた事も有り、良好な親日感情を持つ同国民の

日本に対する期待も大きい。日本人観光客の増加、日本人による農業、漁業などの

開発、教育、医療分野など広範囲にわたって日本との国際交流が一層活発化すると考えれれる。                                                 

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(左)、エマニュエル、モリ大統領  (右)、橋本外務副大臣    

  

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2008年11月 6日 (木)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(60)「国際交流」

前回ご紹介致しました神戸でのミクロネシア フェスティバルで大変好評でありましたミクロネシア郷土料理の一部を紹介いたします。料理は 駐日ミクロネシア連邦大使館、大使並びに公使ご夫人並びに大使館員によるA)手作り料理と、B)神戸市生活指導研究会の女性スタッフによる手料理の二班でそれぞれ創作料理を披露して頂きました。

A)メニュー

1.ココナツミルクカレー 2.ファファ(タロイモをつぶして団子にしてシロップをかけたもの

3. コスラエの魚介スープ 4.バナナ パイ  5.ココナッツ風味クッキー 6.フレッシュ・

  ミックス ジュース

B)メニュー

1.青パパイヤと豚肉の煮物(パパイヤ・ 豚肉もも・ばら肉)

2.青パパイヤのかき揚げ(青パパイヤ・たまねぎ・にんじん)

3 .青パパイアのココナッツミルク煮(青パパイヤ・たまねぎ・ジャガイモ・人参・ココナツ

  ミルク)

4 .青パパイヤのチャンプル(青パパイヤ・キャベツ・人参・木綿豆腐・豚肉・卵・かつお)

5.青パパイヤと水菜。たまねぎのサラダ(青パパイヤ・水菜・たまねぎ・黄赤パプリカ・

  ミニトマト)

6. バナナの天ぷら(バナナ(小)、ホットケーキミックス。油)

7.バナナのカップケーキ(バナナ、小麦粉、卵、バター.砂糖)

これらミクロネシア料理以外に通常のホテルからのバイキング料理等を提供いたしました。皆さんの最大の関心はこれらミクロネシア料理が日本人の口に全く違和感無しに

合うことが判り大変好評でありました。 082_6

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2008年10月29日 (水)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(59)『国際交流』

前回58回でご紹介致しました”ミクロネシア フェスティバル”を10月26日(日)神戸女子大学、ポートアイランド キャンパスで開催致しました。予定人数80名のところ182名プラスアルファで実際は200名以上の参加者が来場され、主催者側としては大変嬉しい悲鳴を上げてしまいました。混乱を避ける爲、全席指定席にしておりましたが、156席までは何とか設定出来ましたが、40人近くの方々にはご了解を得て、会場の片隅に臨時に設営した席にお座り頂きました。関東では、毎年ミクロネシア連邦関連のイベントなど行われていますので同国の知名度も比較的高い。関西では、これまで全く初めてのミクロネシア連邦のイベントで、参加者がかなり少ないと予測していました。最低80名の参加者を目標としておりました。結果上記のごとく200名近い参加者となりました。関西での知名度の低さは全く

関係ない事が判りました。中西部太平洋上の小国のミクロネシア連邦にこれほどの人々が関心を持たれている事はわれわれにとっては大変な収穫であります。太平洋戦争終結までは同国は日本の信託統治下に有った。人口110,000人余のうち20%近くが日本人の血統を持ち、しかも日本名を名乗る人々が結構多いこともあり、今回のフェスティバルは

予想をはるかに超える好評を得ることが出来ました。東は東京都や長野県から、西は

広島県からも参加された方が有りました。バイキング料理にミクロネシア郷土料理も提供致しました。大学の調理室での手作りのバナナケーキ、青パパイヤを使った料理,ココナツミルクを使ったミクロネシア風カレー、クッキー、などなど、初めて経験するデリシャスな風味に参加者の歓喜が会場一杯に響き渡りました。駐日ミクロネシア連邦大使館

ジョンフリッツ大使、アンドリュ レンスター両夫妻他大使館員全員のミクロネシアソングのコーラスもフェスティバルを盛り上げることになりました。

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兵庫県産業労働部観光・国際局長 多木 和重氏、神戸文化観光局長 大森 伸一氏、神戸女子大学長 羽田 重熙氏からお祝辞を頂きました。

神戸商工会議所、神戸貿易協会、全国中小貿易業兵庫連盟、神戸女子大学から共催の、

神戸市生活指導研究会からは協力を、兵庫県、神戸市からは後援の、兵庫県下の企業、団体及び個人の方々からは協賛を受け、多大なご支援を頂いた事が、フェスティバルを大成功に導いて頂いた一因になりました事は申し上げる迄もありません。更には(財)神戸国際協力交流センターから国際協力・交流助成を受ける事が出来ました。

今回フェスティバルを開催するに当たり、NPO法人フレンズ・オブ・ミクロネシア 理事長

小森 宰平氏、笠原 岳夫氏、上川 庄二郎氏がミクロネシア連邦大使館、在伊丹ミクロネシア連邦名誉総領事館と主催者として絶大なご尽力を頂きました。神戸商工会議所国際ビジネス交流委員会 委員長 伊藤 貴美子さんの流暢な英語での司会が、このフェスティバルが国際交流の果たす役割も一層印象深いものとなりました。

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2008年10月15日 (水)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(58)(国際交流)

前回に紹介致しました"ミクロネシアフェスティバル"を10月26日(日)に神戸女子大学で開催致します。主催:駐日ミクロネシア連邦大使館,在伊丹ミクロネシア連邦名誉総領事館、

NPO法人 フレンズ・オブ・ミクロネシア(本部神戸市)、共催神戸商工会議所、神戸貿易協会,全国中小貿易業兵庫連盟、神戸女子大学,後援:兵庫県、神戸市、協力:神戸市

生活指導研究会などから支援を受け開催することになりました。

”日本・ミクロネシア連邦(以下FSM)外交関係樹立20周年を本年迎える事を記念する目的でイベントを開催するものです。

近畿地区では全く初めてのFSM関連のイベントを神戸で行うことに致しましたが、東京と比べて、近畿地区でのミクロネシア連邦の知名度は低く、人々が関心をもって参加して貰えるか否か?開催すべきか否か。随分判断に迷いましたが、失敗を恐れず、開催する事に決めました。決めました最大の根拠は、

NPO法人フレンズ・オブ・ミクロネシア(以下FOM)理事長 小森 宰平氏に相談致しましたところ、FOMも本年設立20周年を迎えるので記念イベントを検討中で有る。とのお話を伺い、両者の利害が一致するので、両者が主催者になってこのイベントを何とか成功させようと

開催を決定致しました。

団体、企業、個人の皆さんの絶大なご支援のお陰で、参加者が、当初80名を予定しておりましたが、本日現在

120余名の参加申し入れが有りました。大変嬉しい悲鳴を上げております。これだけの皆さんに、参加してもらって、良かったとの評を得るために最大の努力を惜しまずに開催日に向けて頑張りたいと思います。バイキングの他にミクロネシア郷土料理なども提供致します。

駐日大使及び大使館員一同でアトラクションとして”ミクロネシア ソング”のコーラスを

披露致します。また、DVDによりミクロネシア連邦の珊瑚礁やマングローブに覆われた海岸線、などなど美しい自然そのままのミクロネシア連邦なども紹介致します。

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2008年9月21日 (日)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(57)『国際交流』

来る10月26日(日)午後1時~6時、神戸女子大学、ポートアイランド 学舎にて、"ミクロネシア フェスティバル”を開催いたします。多数の皆さんが参加される事を期待しております。サブタイトルは *日本・ミクロネシア外交関係樹立20周年記念、 *NPO法人フレンズ オブ ミクロネシア 設立20周年記念 のごとく本年は両国にとっても記念すべき年であります。毎年記念事業やイベントなどはすべて東京で行なってきましたが、東京は勿論の事ですが、本年は、神戸でミクロネシアの記念事業を初めて行う事になります。

設立20周年を迎えた"フレンズ オブ ミクロネシア”(FOM)は神戸で生れたNPO 法人で過去20年間、ミクロネシアの発展に大きな貢献をして参りました。農工専門学校のPATSを長年支援し卒業生達からも大変感謝されて来ました。最近の活動は、糖尿病撲滅の運動を展開中で有ります。神戸女子大学と提携して、栄養学的な立場から野菜を多く摂取する運動を展開中であります。

さて、今回初めて神戸でミクロネシア フェスティバルを行う事になったのは、FOMの存在が大きいのは勿論なれど、ミクロネシア連邦名誉総領事館が2006年10月に兵庫県伊丹市に開設された事により、神戸を中心にミクロネシア セミナー 等を通じて、ミクロネシアの知名度がかなり向上した事が大きい。さらに、本年2月に神戸から"ミクロネシア経済ミッション”を派遣し、両国の距離が近くなったと感じられるようになった。上記外交樹立並びにFOM設立20周年記念事業を神戸で 開催する事になった理由がここに有ります。開催にあたり、兵庫県、神戸市、神戸商工会議所、神戸貿易協会、全国中小貿易業兵庫連盟、神戸女子大学、並びに 神戸市生活指導研究会などの団体、大学等共催、協力等の支援を得て行う事になったことで、このフェスティバル開催の意義が大変大きなものとなる。

当日は、第一部 セミナー 『 太平洋の仲間になろう 』:受講料は 無料

     第二部 懇親会、イベント :会費制で¥3,000/一人。

バイキング方式で一般料理以外に"ミクロネシア料理”も提供の予定です。

懇親会には駐日ミクロネシア連邦 特命全権大使 ジョン フリッツ氏のスピーチを予定しております。

参加ご希望者は A)第一部 セミナー。

           B)第二部懇親会  

           C) 第一部、二部 セミナー・  懇親会

のいずれに出席を希望されるかを:電話/FAX兼用 072-777-0301(荒木 芳雄)

までFAXして下さい.氏名、電話、住所等明示下さい。

案内状など資料は hdh12601@hcc5.bai.ne.jp までご連絡下さい。

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2008年8月12日 (火)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(56)『歴史』

旅行ペンクラブ会報88号(この88号は[ 水 ]を特集として取り上げられている)を拝読する機会に恵まれました。この記事の中に、NPO法人フレンズ オブ ミクロネシアの理事長 小森 宰平氏がミクロネシア連邦に関心を抱かれた動機について書かれているので簡単に紹介したいと思います。

”旅は水辺が最高!”の出だしで、川、海、湖など水のある風景と出会える旅は楽しい。これまで行った旅先の、水辺を思い起こしている。岐阜県郡上八幡の見事な水路,近江八幡の八幡堀、山口県萩市の堀ぎわを泳いでいた錦鯉。兵庫県但馬の円山川の雪見船。今年春に試乗した大阪の水陸両用バス。小森氏は新聞社のデスクを長く勤めて来られた。ミクロネシアに深く関わられたのは,『 水辺への旅 』がそもそも出発点だったと述べられている。与論島の緑色の海に打ちのめされた。当時与論島は飛行場がなかったころで、船を乗り継いで、上陸した島のすばらしさはたとえようがない。海に対する憧れをあるイベントでスピーチされたときに当時のフレンズ オブ ミクロネシア の会長からミクロネシアへの誘いを受けた。2000年にチューク(トラック島)ですっかり、”南の海”のとりこになった.ヤシの葉ずれを聞きながら、南十字星を夜ごと見上げ、泳いで釣った。以来毎年、ミクロネシアへ通うことになった。この事が縁になって、今日NPO法人 フレンズ オブ ミクロネシアの理事長に就任された。2006年にポンペイへ行ったとき,本島から快速ボートで小一時間のところにあるアンツという東西12.2キロ、南北6.6キロの環礁に出かけた。まさに、環礁,輪礁。細筆の一筆書きでくるりと円を描いて、元に戻ったところをちょっとだけ離しておく。まあこんな感じ。線の部分が環礁で椰子の林が続いている.外海からは底の浅い船だけが入れる入口が一箇所だけ。この環礁の中に、白砂だけの小島がある。独立した浜と呼ぶべきだろうか。こんな風にミクロネシアに魅せられた数多くの魅力を記されていました。

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2008年8月 7日 (木)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(55)『 文化 』

本年秋に予定されているミクロネシア関連のイベントについてご案内いたします。

9月16日~18日には、パシフィック アイランド イベントが、

9月19日~21日には世界旅行博が、10月1日にJETRO/FSM共催投資セミナー、11月7日、8日には日本/FSM 外交樹立20周年ならびに独立22周年記念のイベントなどがそれぞれ、東京で行われます。場所時間など、近々明記いたします。

神戸では、10月26日(日)に神戸女子大学、ポートアイランド 学舎にて、”ミクロネシアン イベントを予定しています。駐日 ミクロネシア特命全権大使 John Fritz 氏も参加されます。

バイキング料理など予定しています。プログラムなど詳細目下検討中です。これも近々ご案内いたします。どなたでも自由に参加できますので、多数参加されることを期待しています。会費制一人3,000円です。

神戸には、ミクロネシア連邦に係わりのある団体個人の方々が多数居られます。

NPO法人のフレンズ オブ ミクロネシア (理事長 小森 宰平氏)の拠点が神戸に置かれています。今年は、創設20周年を迎えますので、上記神戸でのイベントにて,記念公演なども予定しております。

神戸女子大学 梶原教授を中心にミクロネシアでの糖尿病予防の観点から食事の改善などご支援をいただいております。

さらに、神戸では全国中小貿易業兵庫連盟(神戸全中貿) 理事長 足立 博史氏が 中心になって、ミクロネシア の水産資源の開発などに取り組まれています。

神戸とミクロネシアは係わりの深い関係が構築されつつあります。

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2008年7月24日 (木)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(54)「社会」

以前この欄でミクロネシアは糖尿病.高血圧症の患者または予備軍が蔓延していることを述べましたが、これに関連する情報を追加いたします。昨年WHO(世界保健機関)の調査報告ではミクロネシアが世界第2位の肥満国でした。BMI(体格指標)25以上の肥満人口の割合比較した結果です。

194ヵ国中の上位10国は以下の通り:

1位 ナウル共和国  (94.5%)          6位 サモア    (80.4%)

2位 ミクロネシア連邦(91.1%)          7位 パラオ    (78.4%)

3位 クック諸島    (90.9%)          8位 クウエート  (74.2%)

4位 トンガ       (90.8%)          9位 USA     (74.1%)

5位 ニウエ      (81.7%)          10位 キリバス   (73.6%)

ミクロネシアの隣国のマーシャルは105位,気になる日本は163位(22.6%)。

太平洋諸国は世界的にメタボリックシンドロームの中心として既に認識されており、その主な原因として食習慣(輸入食品の需要拡大)と生活習慣(自動車社会へ)の変化と云われています。原因は分かり易いのですが、対策はそう簡単には進まないようです。

肥満の一つの指標である「 BMI 」の算出方法と数値の見方について少し説明します。

BMI = 体重(Kg) ÷ (身長(m) × 身長(m) 即ち、体重を身長の2乗で割る。

その結果・・・・・・・・30以上…・・・超肥満

        25~30  ・・・・・肥満

        22~25 ・・・・・・健康的な範囲

        22以下・・・・・・・・低体重

男女の差は有りますが「 22 」が最も生活習慣病にかかりにくい理想的なBMIです。(JICA ミクロネシア事務所 野田 環さんの記事から)

現在は、タロ芋、ヤム芋などにコンビーフを加えて食する習慣が一般的で、野菜類は

ほとんど摂取しない事が肥満を助長していると思われる。

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2008年7月17日 (木)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(53)「社会」

最近ミクロネシア連邦に長年滞在され、このたび日本に帰国された人とお会いする機会がありました。その方の第一声は、この蒸し暑さは異常ではないですか?以前日本を出発する時の夏の蒸し暑さには慣れておられたにも拘らず,今は以前と違う異常な蒸し暑さを嘆いておられました。赤道から北緯10度に位置するミクロネシアは暑くてとても生活し辛いだろうと日本人はよく云います。ミクロネシアの年間の平均気温は摂氏27度くらいで、むしろ日本の真夏よりずっと過ごし易い。木陰に入ればむしろ涼しさの実感が増してくる。夜でも日本の熱帯夜のごとき寝苦しさは余り無い。

さて、このたび、ミクロネシア連邦に正式な”日本大使館”が開設されました。これまでは

臨時代理大使(大村 俊雄氏)が04年5月から赴任され今年5月に正式大使館に昇格するまでの4年間の基盤を築いてこられました。大村臨時代理大使は次期新大使の交代で日本に帰国されました。

正式な大使に佐藤 昭治氏が08年6月に特命全権大使として現地ポンペイに着任されました。日本とミクロネシアとの歴史的な繋がりからすれば大使館の設置はミクロネシアにとっては長年の願望でもあったと思います。太平洋上の島嶼国には日本大使館の置かれていない国が多い中今回正式な日本大使館が開設された事の意義は大きい。

日本の外交政策上人口12万人の島嶼国を如何に重要視しているかの証でもある。さらには、日本の無償資金協力によりポンペイ国際空港の滑走路の拡幅と延伸整備がいよいよ実施される事に決定いたしました。、環境保護の問題もあり従来の滑走路は短く、大型機の乗り入れを不可能にしていた。グアムからの小型機への乗換えを余儀なくされて来た。

今後日本を含め主要各国からの直行便の開設が増えることになるので、ミクロネシア経済の発展に大きく寄与する事になる。3年後の完成で状況が一変するする事になる。

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2008年6月 2日 (月)

荒木 芳雄のミクロネシア連邦の紹介(52)『政治』

日本政府はこれまで、ミクロネシア連邦に対しては、アメリカに次ぐ支援国として、ODAによるさまざまな無償資金援助を行ってきた。インフラ整備、教育、医療、農業、漁業、ほか必要な技術支援など行ってきた。特に道路整備などでは、連邦政府の所在地であるポンペイ島を一周する道路が完備された.一周約85キロメートルを一周するのに、これまでは悪路のため、4~5時間要したが、今では、1~2時間で一周できる。市民達から大変評価されている。一方、豊富な漁業資源を生かして、経済自立化をめざし、彼らの手で、マグロカツオなど漁獲能力を養う目的で、漁船の供与、まき網、延縄漁業等の技術支援、さらには冷凍加工及び製氷などの工場、冷凍倉庫、加工場などなどの、援助を行ってきた。しかし、現状は残念ながら、これらの設備等が十分に生かされずに、むしろ放置されている状態である。原油の高騰が漁業の採算性を狂わせ赤字操業が続き、彼ら自身で、水揚げする事を中止せざるを得ない状況に追いこまれてしまった。神戸から水産物を扱う企業を主とした経済ミッションを派遣し、豊富な漁業資源を生かす道を検討する事になった。現地政府、州政府関係者及び漁業関係者達との会合を重ね、今後時間をかけても、規模的にも必ずしも、大掛かり的なものでなく、小規模的なものからでも始めるべく提案させてもらった。

空港の拡幅、延伸が決定した。3年後には、日本からも大型機が直行する事が可能になる。

冷凍マグロカツオ等の空輸が実現する。大掛かりなマグロカツオの漁獲が必要でなくなる。市場が求める価格に見合った量のみ必要な時期に出せる事になる。

カツオ節などのニーズが益々高まってくる、現地で、カツオ節工場などの立上げを検討する必要が出てきた。手始めに設備の余り必要でない生節等の生産から始められる。一部燻製のカツオ節などが試験的に生産されている。なまこの人工養殖も有望である。黒真珠などの

商品化も既に実現している。3年後の本格的な空港整備が整えば、観光事業も有望視されているので、ホテルの新設、増設等も検討されている。空港整備がミクロネシアの経済自立化へ本格的に動き出させる起爆剤になる事は間違いない。

 さらには、この度、初代駐ミクロネシア日本大使に 佐藤 昭治氏が日本国政府から

正式発令された。6月中旬にポンペイに赴任される。このことは、ミクロネシア

連邦が日本にとって、最重要国の一つである事の証であると思う。二国間の政治経済は勿論の事文化面などの種々な交流が活発になる事と思われる。

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